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青いブログ

中国・北朝鮮への旅行の話題が中心。お役立ち情報も。

中国への海外旅行で中国鉄道(人民鉄路)を安全にフル活用するには?寝台列車から高速鉄道まで切符予約の方法や旅程の組み方を徹底解説した書籍「中国鉄道時刻表」も紹介!

中国旅行の最も大きな楽しみの一つは、鉄道での移動である。中国鉄道は、日本では今見られなくなった寝台列車や、今メキメキ総延長を伸ばしている高速鉄道(高鉄)など、魅力的な列車にお手頃価格で乗ることができる。長距離列車の硬座で相席になった人民とひまわりの種をシェアしたり、硬臥寝台のベンチでカップ麺をすすりながら雄大な風景を眺めたり、高鉄のビジネスシートに乗って中国流の”おもてなし”を体感したり(※揶揄ではなくて普通にすごい)することができるのは、中国鉄道ならではだ。

本記事では、中国の鉄道を活用して楽しく旅行をすることに役立つ情報を提供していく。

 

なお、本記事のタイトルは言わずもがなW*lqのインスパイアである。だが本記事は一言一句外注することなく筆者が書いている。

1.路線図・時刻表を入手して旅程を立てる。「中国鉄道時刻表」が便利

中国の鉄道は、日本のそれとはだいぶ違うシステムで搭乗することになる。また、中国の鉄道は長距離輸送を前提としていることからか、不幸にも乗り換えなどを前提としていない。なので、切符を買うときは、「○○から▲▲まで、何時発の☓☓(列車番号)」と指定する。

そのため、中国の列車の時刻表は列車ごとに発着時間が示されているものが一般的で、乗り換えや乗り継ぎ時間を考えて旅程を作るのも一苦労だ。

でも、「中国鉄道時刻表」があれば安心。日本の中国鉄道(人民鉄路)マニアたちが並々ならぬ情熱を以って編集した同人誌で、日本語で書かれており、JRの時刻表とほぼ同じフォーマットが採用されている。切符の買い方から鉄道旅行の楽しみ方、上級者でさえ行くのをためらわれるような(?)秘境駅盲腸線へのモデルコースまで示されており、初心者から限界オタクまで楽しめて役に立つ一冊となっている。

鉄道メインでの移動スケジュールを立てるにあたっては、乗り継ぎ計画を立てやすい本書の掲載方式が便利だ。(なんせ、日本の鉄オタが中国で乗り鉄旅行するために編集されているようなものだから……)

今年の秋に新刊が出され、年々急増している高速鉄道路線のダイヤにも対応している。

筆者は中国旅行の必携品として何度もお世話になっているが、今回の新刊から挿入されるようになった人民鉄路コラムが躍動感溢れる記述に満ちていて非常オススメだ。

 

 

2.ネットで鉄道の切符を予約する。

中国の鉄道は、原則として全席指定となっている。無座席券も発券されるが、これも予約制となっており、飛び乗ることはできない。(場合によっては飛び乗ることもできるらしいが、筆者はやったことがない。)

現地の券売所(售票口)で買うのが一般的だが、人気の長距離列車などは現地で調達しようとすると、売り切れてしまうことがある。そこで、ネットで予約することが有効となる。予約方法としては下記の2つの方法が使えるだろう。

12306.cnを使う

12306.cnは中国国鉄の公式サイトで、出発地から目的地までの列車を調べたり、切符の残り枚数を調べたりすることができる。

予約することもできるが、会員登録が必要になる。外国人が登録するには、中国国内の電話番号・銀行口座が必要なので注意されたい。

なお、大陸・香港デュアルナンバーSimでインターネット規制もかからない我々中国迷の愛する跨境王では、大陸ナンバーでのSMS送信ができないのでSMS認証が出来ず、12306.cnに登録ができない。(2016/12現在)

筆者はこの罠により、必死こいてハルビンで銀行口座を開き、跨境王の中国本土の電話番号を取得したにもかかわらず12306.cnの会員登録ができていない……。

 

■跨境王についてはこちら

【中国旅行】インターネット規制や謎仕様を払いのけ、快適なモバイル環境を勝ち取る手法3つ - 青いブログ 

Ctripを使う

次にあげられるのが、中国の旅行サイトCtrip(携程)である。日本語のサービスを展開しており、ホテルの予約も航空券も扱っている便利なサイトだ。

日程と発着駅を入力すれ、取れる切符を表示してくれる。Ctripで切符を購入したあと、予約番号を現地駅の售票口で伝えれば切符を受け取ることができる。結局殺気立った售票口に並ばなきゃいけないんかい…って感じだが。(一応、日本国内に切符を郵送してもらうオプションもある。)

Ctrip経由で切符を購入すると、20元ほどの手数料がかかってしまうが、日本国内から確実に切符を取る手段としては最も手軽で優れているだろう。

また、手数料20元はホテルの予約の割引券20元分としてもらえるので、ホテルの予約をCtripで同時に行えばお得に旅をすることができる。

 

■Ctripのサイトはこちら(※Sponsored)

3.中国現地で切符を買う時の小ワザ:中国人限定の自動券売機を活用する

これはちょっとした小ワザだが、実は中国鉄道の售票口には自動券売機が置かれている。使い方を知らない人が多いのか、窓口には人が大勢並んでいて、自動券売機はガラガラということが多い。

それじゃあ、最初からこれを使えばいいじゃん?と思う人がいるかもしれないが、これは中国公民にのみ与えられる二代身分証(マイナンバーカードみたいなもの)または香港人のパスポートがなければ使用することができない。

でも、発着場所を入力しさえすれば、買うことのできる列車の切符が表示されるので非常に便利だ。ここで正確な発着駅と日時、列車番号と切符の種類・枚数を写メって(携帯電話のカメラで撮影して)、転記して窓口に持っていけば、スムーズに買うことができる。

筆者はこれを撮って窓口でスマホを服務員に見せることで買っていたが、スマホを一瞬でも手放すことに不安を感じる人は紙に転記して見せた方が無難って感じだ……。